夏に頭がかゆい原因と対処方法とは

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夏に頭がかゆい原因と対処方法とは

夏になると頭がかゆいのは、汗による蒸れが原因だと思っている人が多いでしょう。
だから、汗をそのまま放置しないように、毎日しっかりシャンプーをしている。

それなのに、頭のかゆい症状がおさまらない時の対策について解説します。
頭がかゆい原因は色々ありますが、夏に起こりやすい原因を探ってみましょう。

 

夏に頭がかゆい原因はシラミかも?

夏に頭がかゆい原因はシラミかも?

シラミという寄生虫が頭にいると、ものすごく強いかゆみを起こします。
人間の頭に寄生するアタマジラミというのは、衛生状態が悪かった戦中戦後などに子供を中心に大流行したそうですが、今でもまだ根絶していないので寄生することがあるんです。

アタマジラミが子供に寄生しやすいのは、学校の更衣室や教室などの狭い空間でシラミは移りやすく、それがどんどん周囲に広がりアタマジラミが流行してしまうのです。

今の時代、夏じゃなくても毎日シャンプーしているので、頭が不潔になっているわけでもなくシラミなんて考えられないと思い込んでいる親も多いのです。
早めに駆除すれば流行を防げますが、シラミの存在を知らない世代が増えているので、限られた地域で流行することはあります。

夏になり、学校でプールが始まって子供が頭がかゆいと言い出したら、頭皮にフケのようなものがないかチェックして、念のために皮膚科に行った方が安心です。
市販のシャンプーではシラミの駆除対策に効果はないのでご注意ください。

 

夏の頭は細菌が原因でかゆいのかも?

頭がかゆい原因に多いのが、マラセチア菌という皮膚常在菌が増えてしまうことで起こる皮膚炎です。
マラセチア菌はカビの一種ですが、普通に人の皮膚に存在している菌なので、普段は何も悪い影響を起こしません。

皮膚には、表皮ブドウ球菌・アクネ菌・黄色ブドウ球菌・マラセチア菌といった常在菌がそれぞれバランスを取り合って、皮膚を健康な状態に維持しています。
腸の中で善玉菌と悪玉菌がいるようなものです。
マラセチア菌は、皮脂をエサにして増えるものですから、皮脂分泌が盛んになると異常繁殖することが原因で皮膚炎を起こすことがあるわけです。

夏に頭がかゆい原因がマラセチア菌の繁殖だとしたら、頭皮の湿度が高い状態が続くことで増えやすい環境になっていると考えられます。
常に頭が汗ばんでいたり、お風呂上りに暑いからといってドライヤーを使わずに自然乾燥していると、頭皮が湿っていてマラセチア菌が増えてしまいます。
カビの一種なので、マラセチア菌対策としては、蒸れた状態を長く放置しないことが大切です。

紫外線から頭を守るために、夏の外出には帽子は必需品という方も少なくないでしょうが、帽子についた汗をそのまま放置していて、雑菌が繁殖してしまうのもかゆい頭皮湿疹の原因になることがあるので、帽子の手入れも注意しましょう。

 

夏の頭がかゆいのはシャンプーが原因かも?

汗でムレムレになる夏は、スッキリとした清涼感のあるシャンプーで洗うのが気持ち良いですね。
でも、清涼感ばかりを求めすぎて頭皮に刺激が強すぎてしまうと、バリア機能が低下してかゆい状態を作る原因になるかも知れません。

汗でムズムズかゆい時にはシャンプーの時にゴシゴシと力を入れて頭皮を掻いてしまうやすいですが、頭皮が傷ついてさらにかゆみを悪化させてしまうので、頭皮を洗う時には指の腹を使って爪を立てないようにマッサージ洗いしてください。
シャンプーの成分が残っているのもかゆい原因になるので、すすぎも入念にしましょう。

 

頭皮の日焼けにも注意すること

夏の強い陽射しは、手足や顔と同じように頭皮の日焼けの原因になります。
髪の毛で覆っているとしても、強い陽射しは頭頂部の分け目などが赤くなるほど日焼けさせてしまいます。

夏のアウトドアレジャーには、帽子で頭を守るようにしないと、日焼けした部分が火傷してヒリヒリがおさまった後にかゆみが出てしまうことも。

ひどいと頭皮の皮がむけてフケみたいにボロボロ出てくるような状態になることもあるので、夏は頭をしっかりガードして外出した方がいいでしょう。

 

頭がかゆくなる皮膚炎について

頭がかゆいのは夏の一時的なことで、涼しくなれば治まるのであれば単なるあせもの可能性もあります。

ちなみに、下記は季節を問わずかゆい場合に考えられる皮膚炎の一例です。

  • アトピー性皮膚炎
  • 脂漏性頭皮皮膚炎
  • 頭皮白癬症(水虫菌の感染)
  • 乾癬

原因がわからないかゆみが続くなら、迷わずに皮膚科で診てもらうようにします。

 

頭がかゆい時の対策まとめ

頭のかゆみ対策は、夏はとくに気を付けなければいけないことが色々あります。
清潔に保つことはもちろん大切ですが、きちんと清潔にして対策をしていても防げないこともあるので、まずは原因を探って適切な対策をとるようにしましょう。

 

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