お風呂上がりの保湿ケア!顔と体の保湿方法とポイント

3164

お風呂上がりの保湿ケア!顔と体の保湿方法とポイント

お風呂上がりに体や顔が乾燥してヒリヒリするようなかゆみを感じる人は冬になると急増します。
お風呂上がりの保湿ケアに手を抜いてしまうと、乾燥肌はどんどん悪化してしまいます。

乾燥に負けないために、お風呂上がりの保湿ケアのポイントをチェックしておきましょう。
顔の保湿ケア、体の保湿ケアのポイントも解説します。

 

お風呂上がりの保湿のポイント

お風呂上がりの保湿のポイント

お風呂上がりは、肌が湿っているはずなのに、なぜすぐに乾燥してしまうのか不思議に思われるかも知れません。
しかし、お湯の中では少しずつ保湿成分が流されてしまいます。

そして石けんで洗うことで、汚れだけじゃなく油分も奪われてしまいます。
乾燥した空間では、お風呂上がりの体の湿気はみるみるうちに蒸発してしまいますから、素早い保湿ケアが乾燥肌を防ぐ有効な方法です。

お風呂上がりの5分間が保湿タイムとして重要です。
10分以上経過すると乾燥は一気に進みます。

5分以内に保湿ケアができない場合は、加湿器で十分に湿度を保つことが大切です。
遅くとも10分を目安にして保湿ケアをするようにしましょう。

 

お風呂上がりの保湿ケア 顔のお手入れ

お風呂上がりの保湿ケア 顔のお手入れ

顔のお手入れは季節を問わず保湿を重視している方は多いと思います。
水分が蒸発する前にたっぷりと化粧水をしみ込ませましょう。

一度水分が蒸発してしまうと、角質層に化粧水のうるおい成分が届きにくくなります。
まだ水分が残っている間に化粧水を使います。

次に乳液、クリームで化粧水のうるおいを閉じ込めます。
化粧水だけでお手入れをするのは角質層から水分を蒸発させるので、乾燥しやすくなってしまい逆効果です。

基本的な保湿ケアのステップです。

 

化粧水の使い方

コットンは使わずに手の平で押し込むようにハンドプレスする方が浸透しやすくなります。
手の平の温度で角質層をゆるめて浸透を促すからです。

目の周りや小鼻周りなど、細かいところは指で軽くパッティングするようにして馴染ませましょう。

 

乳液(クリーム)の使い方

化粧水が浸透しきってしまう前に油分を含む乳液やクリームを使いますが、油分が多すぎると皮脂のバランスが崩れる原因になります。
あくまでもうるおいは化粧水で補い、乳液やクリームは油分で水分の蒸発を防ぐために使いましょう。

 

お風呂上がりの保湿ケア 体のお手入れ

お風呂上がりの保湿ケア 体のお手入れ

顔のお手入れとは違い、体の保湿ケアは範囲が広くなります。
首やデコルテなど顔周りは、顔の保湿ケアをする時に一緒に済ませてしまいましょう。

手足の乾燥がひどいと、粉吹きやひび割れを起こすことがあるので、保湿力の高いクリームを使ってうるおいを与えます。
手足にまんべんなく塗るためには、伸びの良いテクスチャーの保湿クリームが良いでしょう。

乳液タイプもあるので、手早く塗り広げたいのなら、より滑らかな乳液タイプもおすすめです。
ただし、乳液タイプは水分が多く含まれているので、保湿力が物足らない場合は乾燥しやすい部分にクリームを重ねても良いと思います。

顔と同じくスピードが大切なので、手早く保湿ケアをしましょう。
体の保湿ケアは、手の届かないところが困ります。
乾燥しやすいと背中にかゆみが出てしまい眠りを妨げることもあるので、安眠のためにも体全体の保湿ケアを考えないといけません。

お風呂上がりに急激に乾燥する肌のうるおいを守るためには、入浴剤でうるおいのヴェールを作るのも効果的な対策です。

 

お風呂上がりの肌の乾燥を防ぐ入浴法

お風呂上がりの肌の乾燥を防ぐ入浴法

お風呂では、油分を奪う洗浄成分を使って洗うので、顔も体も素早く保湿しないと乾燥しやすいのですが、お風呂の入り方にも乾燥の原因はあります。
まずはお湯の温度です。

バスタブの中の温度が高いと皮膚の保湿成分が溶け出しやすくなります。
乾燥しやすい冬になると温度を高めに設定したくなりますが、39~40度くらいを目安に設定するようにしましょう。

顔を洗う場合も同じです。
熱いお湯は使わないことがポイントです。

半身浴で30分以上お湯につかるのも乾燥肌の原因になりますので、トータルで入浴時間が1時間以上かかる人は、短くするように頑張ってみてください。

 

お風呂上がりの保湿ケアについてのまとめ

お風呂上がりの保湿ケアは、スピードが大切です。
のんびりしているとどんどんうるおいが逃げてしまうので、まずは保湿を済ませてからのんびりしてくださいね。

 

シェア